環境に負荷をかけない家づくり

土壁の家

出さなくてもいいゴミを出さない

イチキ大工

「出さなくてもいいゴミを出さない」家づくりを心がけています。それは、木と土を使う、ということだけではなく施工中のゴミについてもです。
施工中にはどうしてもゴミが出てしまいます。木と土を使う、といっても、内装に使う器具などは既製品の物です。金物は極力少なく済みますが、100%使わないわけではありません。器具や金物はプラスチック素材や段ボールで梱包されていることが多いです。もちろん私たち施工会社が出すゴミは、産業廃棄物なので分別をしなくてもいい、と言われています。
しかし、段ボールなどはリサイクルできるもの。他にも解体した際にはリサイクルできるゴミがたくさんあるのです。
燃えるゴミ、プラごみ、アルミ、金属、紙類…など、作業をしながらなるべく分別するようにしています。
そしてゴミを増やさないためにも、必要以上の材料を発注しないようにもしています。

また、無垢の木を使うことにより、木屑やカンナ屑、木端材は活用できます。
薪ストーブの燃料に、土の肥料に、アロマオイルを落としてサシェに、ちょっとしたものを作る材料に、木と木をつなぎ合わせて別の材料に…
集成材やベニヤの場合は残っても燃やせず、ゴミにしかなりません。無垢の木であれば活用方法は様々あります。

そして何よりも、じっくり育ち、じっくり天然乾燥させた木で建てる家は長持ち。家が長く建っている間に、次の家に使われる木も時間をかけて育つことが出来ます。
木と土で建てる家は、ゆくゆく壊す時が来ても、ゴミになる部分の少ない家なのです。

住んでからも長持ちさせる

お引き渡しをしたら、それで終わり。ではなく、お客様が家に住まわれてからも家のケアを一緒にしていきます。
経年変化を楽しめる木の家ですが、決してメンテナンスフリーではありません。日々のお手入れや簡単なメンテナンスは、お客様ご自身でやっていただく必要があります。
こまめに手入れすることで、家を長持ちさせられるからです。その方法は、施工中にもいろいろとお伝えしていきます。

お客様がその家に住み続ける間(その家に人が住み続ける間)、家とお客様とお付き合いさせていただきます。何か小さなことでも気づいたことやお困り事があれば、すぐにご連絡ください。
どうしても大工でないと判断できないことも多々あります。適切な判断や対処の必要な箇所は、私たちにお任せください。
そしてお客様と共に適切な対処をしていくことで、お客様ご自身の家を守る力も、増していくことと思います。住み続ける中で、自分の家のことがどんどんわかってくると思います。それも面白さです。

​メンテナンスフリーではない、といっても、木で建てた家、加えて私たちにとっては自分たちが建てた家ですから、補修などはしやすいのです。木であれば、大工が直せます。構造が隠れてしまっている家では、箇所によって専門業者と大工が行わなければならず、その分コストもかかります。家を建てる際には少しコストがかかりますが、メンテナンスに関してはコストが抑えられるのではないかと思います。

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