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明るい玄関土間のある家
~月齢伐採(新月伐採)の木を使った、貫構法・土壁の家~
施工期間 2015.3月~2016.4月
イチキ大工として初めて建てた、貫構法・土壁の家です。
自邸であり、モデルルームでもあります。
貫構法で土壁の家、玄関土間は三和土(たたき)といって、土、砂利、石灰ににがりを混ぜて練り、塗って叩き固めたものです。
玄関扉は格子の入った引き戸。玄関に窓をつけて窓にも格子が入っているため、光が差し込み明るい空間になっています。
また、構造材には、天竜の月齢伐採(新月伐採)の木を採用しています。月齢伐採とは、新月に近い、月が欠けていく時期に木を切ることです。木を切るには時期があり、木が育っていくのに必要な栄養を吸い上げている時期に切ってしまうと、腐りやすく虫が付きやすいため、木の栄養分が抜けている時期に切ることが望ましいのです。
新月の日は、木の養分が最も抜けきる日とされています。養分が抜けていることで、腐りにくくカビにくい、狂いにくいといった特性が得られます。
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