イチキ大工の仲間紹介

設計・大工・管理

市 来  元 己

motoki ichiki

神奈川県横浜市出身

高校卒業後、社寺建築を学ぶために、宮大工として修業しました。社寺を中心とした仕事をしていく中で、大工であるならば住宅を建てられるようにならなければならないと思い、住宅の建築を本格的に始めました。

これまで、様々な家を建ててきました。スピード重視、デザイン重視、構造重視…あらゆる構法の家を建ててきた中で、今の自分に行きついたのが貫構法・土壁の家でした。‟自然素材”という言葉が建築で使われるようになってから、その素材に疑問を感じていました。本物の自然素材とは?土に還る素材こそ、‟自然素材”なのではないか、と。

そして年々上昇し続ける夏の気温。本来であれば、木と土の家は、風が通り抜けて涼しいはずなのに、通り抜ける風がいつの間にか熱風になった。建築の視点から見ると、解体した後にはゴミとなり、廃棄され、燃やされる材料で建てた家が溢れています。燃やすことが増えれば増えるほど、二酸化炭素は増え、気温は上昇し続けます。しかも、燃やした時に、化学物質も発生するようなものばかりです。

自分の子どもが社会の頭となって生きていく未来の世界を考えた時、環境の変化を思うと、木と土の家が一番しっくり来たのです。

​昔の日本人が、身の回りにあるもので何とか家をつくろうと考え抜いた構法。木で柱を建て、竹で木舞を掻き、身近な山の土を泥にして壁をつけた。このつくりは、様々な面で効果的で、自然の恵みを受けその命を全うさせる構法だと感じます。

​日本の特徴である四季や、美しい風景を残すために、自分が大工としてできることを続けていこう、いろいろな人にこの構法の良さを知ってもらおう、と思っています。

大工

佐 藤  雅 彦

masahiko satou

事務・広報・その他

市 来  久 恵

hisae ichiki

宮城県仙台市出身

地元の大学を卒業後、保育士として就職し横浜へ来ました。そこで11年保育士として勤務しました。​

​自宅の建築をきっかけに、貫構法のこと、土壁のことを知り、興味を惹かれていきました。手刻みの加工をし、真剣に丁寧に家をつくる職人、本物の自然の素材にこだわり竹を編み、土を塗る職人の繊細な仕事に触れ、いつしかこういった仕事をいつも間近で見ていたい、こういった真剣な人たちと仕事をしたい、と思うようになりました。加えて、保育士として働く中で、子どもたちの未来に待ち受ける環境問題を感じ、本当の意味での自然素材の家を残していきたい、土に還る家の良さを伝えていきたい、とも思うようになりました。他に様々な事情もありましたが、たくさんの思いを夫婦で共感する中で、夫と働くことを決めました。

保育の仕事も、とても好きな仕事だったので、家づくりにおいて、子どもたちが今しかできない実体験をできるようなイベントや環境づくりなどの部分で、一緒に考えさせてもらっています。

元々いろいろなことに興味があるので、仕事においても現場の掃除から経理、事務、ホームページ作成まで、幅広く楽しんでやらせていただいています。今後は子どもや親子向けのイベント、様々な職種の方々とのイベントなども少しずつ広げていけたら…と思っています。

少し敷居が高いようなイメージのあるこういった構法を、多くの人に知ってもらい、興味を持って、良さも分かってもらうことが目標です。私は大工でもなく、建築のプロでもないので、よりお客様の心配事や疑問に寄り添えるのではないかと思っています。

聞きにくいことなど、なんでもお気軽にお尋ねください。育児のことや年齢に合った絵本、遊びなどのお話は大好きです。そんなお話もご一緒できたらと思います。

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